東京都生活オリエンテーション情報

特定技能所属機関または委託を受けた登録支援機関は1号特定技能外国人に対し、入国後速やかに「生活オリエンテーション」を実施し、日本で生活するために必要な情報を提供する必要があります。
生活オリエンテーションは、1号特定技能外国人が十分に理解することのできる言語で十分に理解できるまで行う必要があり、少なくとも8時間以上行うことが求められます。
生活オリエンテーションで情報提供する際の参考として、各自治体が外国人の安全・安心のために必要な基礎的情報をポータルサイトやガイドブックに掲載しています。
今回は東京都の取り組みについてご紹介いたします。

 

はじめに東京都国際交流委員会が提供している情報をいくつかピックアップします。
国際交流・国際協力・外国人支援活動に関する情報を収集し、ホームページに掲載して随時更新していますので要チェックです。
多様な言語に対応しています。
 
『外国人のための生活ガイド』

東京で生活する外国人の方のために役立つ様々な情報を

    ・「転ばぬ先の知恵」
    ・「緊急災害時の対応」
    ・「生活ガイド」

の3項目に分けてわかりやすく紹介しています。
文字情報になりますが、日本で生活する上で知っておくと便利な情報が多数掲載されています。
例えば、「転ばぬ先の知恵」では「知っておくと役立つルール・マナー」として、喫煙・駐車禁止などの法律で決められたルールの他、エスカレーターの乗り方・順番待ちというような社会的ルールも紹介しています。
こういったルールは不要なトラブルを避けるために、身に付けておくとよいですね。

 
 

また、広報事業としてニュースレター「れすぱす」を配信しています。(毎月1日配信)

『れすぱす』

「れすぱす」では以下3つのテーマを設けて、毎月1回配信されています。

    ●「Tips for TOKYOらいふ」
    東京で暮らし始める外国人の方が戸惑うことの多い手続き・ルールなどを、簡単な日本語で紹介しています。地震が起きたら・病院へ行く・困ったときの相談窓口・いそいで助けが必要なときの連絡先・住まいのルール・・・などなど。イラストと簡単な日本語(多言語対応)で説明しています。

     

    ●クローズアップ
    国際交流・協力団体や外国人支援団体を取材し、その団体の活動とそれに携わる方たちの熱意を広く知っていただくための記事です。

     

    ●ピックアップ
    東京で生活する外国人の方の役に立つ、さまざまなツールを紹介しています。
    「ハラールグルメジャパン」ムスリム向けレストラン検索サイト&アプリ・多言語音声翻訳アプリ「ボイストラ」・東京消防庁公式アプリ配信開始!医療機関検索アプリ「JHG(ジャパンホスピタルガイド)・・・などなど。
    外国人の方に限らず、日本人にとっても役立つアプリが多数ありそうです。

「れすぱす」で毎月掲載される情報を読むだけで色々な知識が身に付きそうですね!

 

『防災と災害時に役立つ情報』

日本語、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、ネパール語、ポルトガル語、スペイン語の8言語対応です。アニメ映像で、地震発生時に注意すること、地震の前に準備しておくものなどを学ぶ事ができます。
視覚に訴えかけ、記憶に残りやすい内容です。防災への意識を高め、災害に備えるためにご活用ください。

 
 

また、東京都国際交流委員会が運営している「Life in Tokyo」は、外国人の方が東京で安心して生活できるよう暮らしに関する情報を一元化してポータルサイトで提供しています。
『Life in Tokyo』

 

もちろん多言語対応ですし、情報を「地域」「カテゴリー」「キーワード」から絞って検索することができます。居住地域の身近な情報を探せると便利ですし、イベントの紹介などもあるので知り合いを作るきっかけができるかもしれません。

 
動画コンテンツが掲載されているのも分かりやすくてお勧めです。


 

例えば「東京で病院に行く」。
この動画では、病院の探し方や、病院での診察の流れなどを説明しています。
文字だけでは伝わりにくいことも、動画だと情報量も多く視覚的に理解できますね。

 
 

『Life in Tokyo:Your Guide』

こちらは東京都生活文化局が発行した東京で暮らし始める外国人向けの生活情報冊子「Life in Tokyo:Your Guide」を紹介したサイトです。
PDF版を一括でダウンロードすることも可能です。

特徴としては、

    ●日本語・英語・中国語・韓国語に対応
    ●イラストが多用されたわかりやすい内容
    ●先輩外国人からのアドバイスを掲載

などが挙げられます。

 

「Life in Tokyo:Your Guide」から交通に関する項目を見てみましょう。

電車・バス・タクシー・自転車・自動車といった項目に分かれてわかりやすく説明されています。
公共交通機関であれば支払い方法がそれぞれ異なりますし、ルールやマナーなど混乱することも多いかもしれません。
どんなことに気を付けたらいいのか、事前に調べておくべきこと、役立つ情報など先輩外国人のアドバイスを知ることができるのも心強いと思います。
こういった情報を知っておくと心強いですね。

 
 

医療機関を受診する際に活用できるガイドブックもご紹介します。

『医療機関受診のための多言語ガイドブック~感染症の症状がでたときの道しるべ~』

こちらは、東京都福祉保健局が東京を訪れる外国人の方に安心して医療機関を受診できるよう作成した多言語ガイドブックです。
ガイドブックは外国語5言語及び日本語に対応しており、A5版 全44ページのカラー冊子です。
医療機関の探し方や外国語対応可能な相談窓口、一般的な診察の流れについても説明されており、指で示して症状などを伝えることができる「ポイントシート」が付いています。
外国人の方にとって、言語の障壁や受診の仕方の違いなどから医療機関を受診することは難しいと思われがちですが、この冊子があればそんな悩みも解消できそうです。

 
 

自治体単位の取り組みとして、葛飾区では独自のガイドブックを作成配布しています。

『葛飾区-外国人向け生活ガイドブック』

英語版、中国語版、ハングル版の3種類があり、それぞれにふりがな付きの日本語が併記されています。
マイナンバー制度、保険・年金、税金、地震や水害など緊急時の対応方法、子育てに関してなど、葛飾区で暮らす上で必要となる身近な情報です。PDFでダウンロードして活用する事ができます。
例えば、「日本語は、どこで勉強できますか?」では、日本語教室の活動日時や費用、お問合せ先などが紹介されています。ご近所のお友達やコミュニティを作る機会が生まれるかもしれませんね。

 
 

また、労働法を説明するためのガイドブックもあります。
「東京都TOKYOはたらくネット」では東京都産業労働局 労働相談情報センターが作成した「外国人労働者ハンドブック」を提供しています。

 
『外国人労働者ハンドブック』(英語版)

英語版と中国語版があり、PDF形式の資料になります。
労働基準法では日本で働く全ての人たちに、賃金・労働時間その他の労働条件について、国籍を問わず差別的取り扱いをしてはならないと定めています。
ところが、こうした労働関係法令を知らないことによるトラブルは依然として多くあります。
労働関係法令をはじめとして、在留手続きや税金など日本で働く上で必要な法制度について解説してありますので、労働者としての権利を十分に理解していただき、トラブルを未然に防ぐために活用しましょう。

 
 

また、労働法の要点をまとめた資料も公開されています。

『これだけはおさえておきたい労働法のポイント ベトナム語版』

対応言語は、今のところベトナム・ネパール・タイ・インドネシア語です。
こちらもPDF形式の資料ですので、ダウンロードしてご活用ください。

 
 

東京都では、様々な団体が東京都で生活を始める外国人へ向けて生活ガイドブックを作成しています。東京で暮らすための情報が数多く発信されていますので、ぜひご参考になさってください。

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