【実施レポート】建設業の未来を拓く!特定技能2号試験対策研修で外国人社員が「現場のリーダー」へ(2/2)

建設分野特化!私たちの特定技能2号試験対策集合研修の全貌

このたび、MANABEL JAPANでは、建設分野の特定技能2号試験合格を目指す外国人材のために、集合型の試験対策研修を開催しました。4社様にご協力いただき、計20名の外国人社員が参加。3日間にわたり、日本語学習と特定技能2号試験のポイントを集中的に学びました。

研修の特長

  • 建設現場経験20年のベテラン講師が担当
    本研修の講師は、建設現場監督経験を持つ日本語教師が務めました。現場の専門用語や作業の流れを熟知しているため、試験のポイントだけでなく、実務に即した具体的な内容を交えながら指導を進めることが可能です。受講者は、単なる知識の詰め込みではなく、現場での実践と結びつけて学ぶことで、より深い理解を得ることができます。
  • 技能・日本語を一体化したカリキュラム
    特定技能2号試験は、技能と日本語能力の両方が問われます。本研修では、建設現場で実際に使われる「技術用語」や現場の会話の中でよく使うフレーズも丁寧に解説しました。これにより、試験対策と同時に、現場で必要なコミュニケーション能力も同時に高めることができます。講師も試験合格のポイントを研究しながら指導を進め、受講者の皆さんも積極的に参加し、理解を深めていました。
  • 理解度を深める「課題」と「確認」の徹底
    今回6日間の集合研修では、日本語をかみ砕いて指導し、ポイントには下線を引くなど、受講者が理解しやすい工夫が凝らされています。カリキュラムに沿った内容に加え、受講者の理解度を確認するための「小テスト」や「課題」も導入されました。特に、午後の時間帯に眠くならないよう、確認問題や宿題を活用し、学んだことを確実に身につけられるよう工夫がされています。さらに、単なる知識の習得だけでなく、現場で活かせる実践的な内容として「KY(危険予知)アセスメント」なども含まれています。これは、外国人社員が日本の建設現場で安全に作業を行う上で不可欠な知識であり、試験対策を超えた実用的なスキル習得にも繋がります。
  • 仲間と学ぶ“集合研修形式”で意欲アップ
    研修は、複数の企業から集まった外国人社員が共に学ぶ「集合研修形式」で実施されました。同じ目標を持つ他社の仲間との交流は、互いに刺激を与え合い、学習意欲の向上に大きく貢献します。一人で抱え込みがちだった「漠然とした不安」も、仲間と共に取り組むことで「一人じゃない」という安心感に変わり、大きな励みとなります。このような環境は、学習効果を最大限に引き出す上で非常に有効です。

参加企業・外国人社員の声に聞く、研修がもたらす確かな手応え

参加企業様の声:「長く働いてほしい。そのために今、支援が必要」

サンエーテクノ様、佐藤技研様は、今回の研修を通じて、外国人社員の長期雇用を見据え、彼らが企業の中核を担うリーダーとして成長することを心から願う企業の姿勢を強く感じさせてくださいました。両社からは「最終的にこの資格を取るんだという明確なゴールがあれば、本人も頑張れる」という期待が語られています。

佐藤技研様
「うちで3年以上頑張ってくれている外国人社員が、そろそろ2号の受験資格を得るタイミングに来ました。現場では頼れる存在なので、できれば長く働いてもらいたい。そのために、会社として環境を整えることが責任だと思っています。」

サンエーテクノ様
「試験合格のハードルは高い。だからこそ、こうした集合研修で“同じ目標を持つ仲間”と一緒に取り組める機会があるのは、とてもありがたいです。」

企業様が、外国人材を単なる「労働力」ではなく、共に未来を築く「仲間」として、そして「会社の財産」として大切に考えていることが伝わってきます。外国人社員が定着し、長く活躍できる環境を整えることが、結果として企業の成長に繋がるという認識が明確に共有されていました。

外国人参加者の声:「ひとりじゃないと思えた」

研修に参加した外国人社員の皆様からは、率直な感想が寄せられました。

「最初は試験が不安だったけど、講師が現場のこともよく知っていて、わかりやすかったです。自分と同じように頑張っている人がいると分かって、励みになりました。」

「2号に合格して、家族を日本に呼びたい。そのためにも勉強を続けます。」

このような声からは、研修が彼らの不安を軽減し、学習へのモチベーションを高める上で非常に効果的であったことがわかります。特に、現場経験豊富な講師の存在や、同じ目標を持つ仲間との出会いが、彼らにとって大きな支えとなったようです。家族を日本に呼びたいという強い動機は、彼らが試験勉強に真摯に取り組む原動力となっています。

まとめ:特定技能2号対策は、企業の未来をつくる「投資」

今回の特定技能2号試験対策研修は、単に試験合格を支援するだけでなく、外国人材の育成と定着を通じて、企業の未来を創造するための「投資」であることを強く再認識させてくれました。外国人材は、現場を支え、未来の戦力となる存在です。彼らに対して、「どれだけの環境を提供できるか」が、これからの企業経営において問われる重要な要素となるでしょう。

研修参加企業の皆様からは、「想像以上に効果があった」「次回もぜひ参加させたい」との声を多数いただいており、この研修がもたらす価値を確かな手応えとして感じていただけたようです。MANABEL JAPANはこれからも、外国人社員の成長と企業の発展を支援するため、質の高い日本語教育と資格取得支援サービスを提供してまいります。

外国人社員のさらなる活躍を応援!MANABEL JAPANのオンライン日本語教育

今回の特定技能2号試験対策研修にご参加いただいた皆様、そして外国人社員の長期雇用とキャリアアップを真剣に考える企業様へ。

特定技能2号試験の合格、そして現場でのリーダーとしての活躍には、専門スキルはもちろんのこと、「日本語能力」が不可欠です。日々の業務連絡、危険予知活動、同僚や後輩との円滑なコミュニケーション、そして緊急時の的確な判断。これらすべてにおいて、高い日本語能力は外国人社員の大きな武器となります。

MANABEL JAPANでは、今回のような特定技能2号試験対策研修だけでなく、外国人社員の皆様がいつでもどこでも日本語を学べるオンライン日本語教育サービスもご提供しています。

  • 基礎からビジネスレベルまで、レベルに合わせたカリキュラム
  • 経験豊富な日本人講師による丁寧な指導
  • 現場で役立つ実践的な日本語会話力UPトレーニング
  • 柔軟な受講時間で、仕事と学習の両立をサポート

外国人社員の皆様が、日本語の壁を感じることなく、自信を持って日本の建設現場で活躍し、さらには管理職やリーダーとして日本の未来を共に創っていくために、日本語学習は欠かせない投資です。

彼らの日本語力向上を、企業として強力にサポートしませんか?

オンライン日本語教育の詳細については、ぜひ以下のページをご覧ください。

外国人社員の日本語力向上をサポート!MANABEL JAPANのオンライン日本語レッスンはこちら 👉

貴社の外国人社員の皆様が、日本語の習得を通じて、より豊かで充実したキャリアを築けるよう、MANABEL JAPANが全力で支援いたします。お気軽にお問い合わせください。

top